間違えて電源ケーブルを抜いてしまった…
Buffalo製LinkStation LS-WX2.0TL/R1Jを、経理関係のデータの保存に使っていた。
配置を変更していた別の機器と間違えて、電源が入っていたLS-WX2.0TL/R1Jの電源ケーブルを抜いてしまった。
その結果、LS-WX2.0TL/R1Jはエラーランプが点灯し、正常に起動しなくなった。
上司に相談したところ、以前データ復旧を依頼した特急データ復旧Win-Get!の秋葉原オフィスに、今回も依頼することとなった。
LS-WX2.0TL/R1Jに保存していたデータを用いて、1週間後には給与の支払処理を行う予定のため、それまでにデータを取り戻したい。
HDD2台共に異常が…
LS-WX2.0TL/R1Jで使用しているHDD2台を取り出し、専用機器にて無料診断を行いました。
診断の結果、2台のHDD共に、磁気ヘッド(データの読書を行う部品)が壊れていることが分かりました。
この磁気ヘッドの異常により、HDDが正常に動作しなくなっていました。
壊れている部品を交換し、データを確認
お客様はLS-WX2.0TL/R1JをRAID1の構成で運用されていました。
RAID1は、HDD2台の中のデータが同じになる仕組みです。
そのため、どちらかのHDDの復旧に成功することで、データの取り出しが出来ます。
今回も、まずはHDD1台の磁気ヘッドの交換を行い、データの読取が出来る状態としました。
交換を行ったHDDより解析・復旧作業を行った結果、お客様が必要とされていたエクセル、PDF等のデータを無事に復旧することが出来ました。
データの保存、運用に関して
今回異常が起きたLS-WX2.0TL/R1Jは、RAID1構成で運用されていました。
RAID1は、複数のHDDに同じデータを保存する仕組みです。
同じデータを保存したHDDを複数用意することで、1つのHDDで障害が発生しても、残りのHDDでRAID機器を運用することができます。
ですが、今回のようにRAID1を構成する全てのHDDに、同時に障害が発生する場合があります。
このような事態を回避するためには、弊社の他記事でも紹介していますように、データの運用は「3-2-1ルール」にのっとることが望ましいです。
なお、3-2-1ルールについては以下をご覧ください。
http://www.guardian-r.com/blog/method/20181204/69/
弊社が提供していますQNAP社製高耐久NASを採用した「GUARDIAN+Rバックアップシステム」とクラウドストレージTENMAは上記の3-2-1ルールでの運用に適しています。
今後のバックアップに関してお悩みの際は、まずは弊社までご相談ください
・担当拠点:東京都・秋葉原オフィス(http://www.60min-data.com/)
・ご依頼者:東京都・小売業様
・機器概要:Buffalo製LinkStation LS-WX2.0TL/R1J
・構成:RAID1 (HDD 1TB×2台構成)
・症状:誤って電源ケーブルを抜いてしまい、起動しなくなったRAID機器からのデータ復旧
・障害原因:HDD2台の物理障害
・使用用途:経理で使用するデータの保存



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