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突然、サーバにアクセスできない! 無事に起動させデータ復旧に成功した事例

投稿日:2021年6月28日 更新日:

 

はじめに

サーバを導入し、ActiveDirectoryによる管理や、ファイル共有用に使用されている方は多くいらっしゃいます。
しかし、重要なデータを取り扱う機器故に、故障してしまうと業務が止まってしまい、仕事にならないという状態に陥ってしまいます。

今回は実際に起きたサーバのトラブルから、データの復旧実績をご紹介いたします。

お問合わせ・ご依頼内容

【お問合せのあったお客様】
・ご依頼者:法人様(情報通信業)
・機器情報:Dell社製Linuxサーバ

・構成:RAID5 (500GB 4台構成)
・症状:アクセスできない
・故障原因:内蔵HDDに不良セクタが発生
・使用用途:顧客情報など機密性の高いデータを保存

Dell社製Linuxサーバをご利用いただいているエンドユーザー様から、深夜に突然サーバにアクセスできなくなったとのことで連絡がありました。
慌ててエンドユーザー様のところにお伺いしたところ、設置しているサーバに全くアクセスできなくなっていました

サーバの管理画面を確認したところ、サーバ内に搭載されている内蔵HDD4台のうち、2台にエラーが発生していることが判明しました。
内蔵HDDの故障のため、新しいHDDと交換し再起動することで、サーバ自体は再度使用できる可能性がありますが、バックアップがないと中に入っていたデータは使えません。
エンドユーザー様に以上のことをご説明したところ
データはサーバ内にしか保管していなかったため、このままでは仕事ができなくて困る。
可能であれば1日以内でデータを取り出したいとのことでした。
データ復旧は専門外のため、少しでも早く復旧できないかネットで「データ復旧 出張」「サーバ データ復旧」「サーバ アクセスできない」などで検索し、出張対応が可能な業者を探しました。
その結果、夜間でも出張対応可能な特急データ復旧ウィンゲットを見つけ、緊急窓口からお問い合わせをしました。
お急ぎかつ非常に機密性の高いデータが入っているため、出張データ復旧でご依頼いただきました。

技術者が現地出張対応にて診断

お問合せを受け、数時間後には復旧スタッフが現地に駆け付け、Dell社製のLinuxサーバ内の内蔵HDD4台の診断を行いました。
専用機器にて診断を行った結果は以下の通りでした。

DISK1 HDD:物理障害はなく正常
DISK2 HDD:物理障害はなく正常
DISK3 HDD:物理障害はないが一部データの読み書きができない状態(不良セクタ)
DISK4 HDD:物理障害はないが一部データの読み書きができない状態(不良セクタ)

4台とも部品破損等の大きな物理的な異常は確認できませんでしたが、今回エラーが発生していたHDD2台には不良セクタが発生していることを確認しました。
不良セクタとはデータの保存領域上の異常のことです。
ただし、物理障害よりも軽度な障害であるため、現地でのデータ復旧対応は可能と判断しました。

データは復旧できるけれど・・!?

幸いにも内蔵HDDは比較的軽度であったため、データ復旧は問題なくできそうでした。
しかし、お客様からいただいたある言葉が、この後障壁となって立ちはだかります。

なんと、「単に中のデータを取り出すことができても、それだけでは意味がない」と言われたのです。

実は今回障害が発生したLinuxサーバは、「XenServer」というソフトウェアにより仮想化している機器でした。
そのため、
Linuxサーバ自体が起動しないとデータにアクセスすることはできないということが発覚しました。

仮想化とは
コンピュータのリソースを抽象化することであり、ソフトウェアと物理的なハードウェアの間に抽象化されたレイヤーを提供することで、コンピュータリソースを管理するための様々な技術のこと。Wikipedia参照
これにより、OS内で別のOSを起動することができるようになります。

サーバ内蔵HDDのクローン開始

Linuxサーバを起動させるために最初に考えた方法は、内蔵HDD4台分のクローンを作成することでした。
今回は4台とも物理的障害ではなかったため、クローンをLinuxサーバに搭載すれば、正常に起動できると考えたのです。

しかし、結果は失敗でした。
サーバの管理画面上をいくら更新しても、クローンHDDが1台も認識しませんでした。

次に、不良セクタの発生していなかったDISK1,DISK2を戻し、DISK3,DISK4はクローン2台で組み合わせてみました。

しかし、こちらもうまくいきません。
今度は管理画面上にDISK1,DISK2のみが表示され、さらにRAID構成が不完全というエラーが発生したのです。

RAIDとは?

RAIDとは、複数台のHDDを組み合わせることで、仮想的な1台のHDDとして運用し、冗長性、拡張性を向上させる技術です。
主に信頼性・可用性や大容量・高速化の向上を目的として用いられるものです。
バックアップと混同される場合もありますが、RAIDは運用に対しての冗長性を確保するものであって、バックアップとは異なる点に注意が必要です。
RAIDの構成によっては、一部のHDDが故障しても稼動を継続できるものもあります。

それぞれの設定に特徴がありますので、利用用途に合わせて最適な設定を行いましょう。
より詳しいRAIDの詳細は以下の記事を是非ご覧ください。

NASの故障-RAID構成の思わぬ「落とし穴」!?

内蔵HDDと同一型番のHDDにクローンを実施

上記の方法で失敗してしまいましたが、2番目の方法でDISK1,DISK2が認識したことによって、解決策を思いつきました。
Linuxサーバ上で、搭載HDDと同じ型番のHDDを用いれば、正常に起動する可能性があると考えたのです。

幸いにも、お客様が予備で内蔵HDDと同一のHDDをお持ちでした。今度はDISK3,DISK4を予備HDDを用いて再度クローン作業を行い、サーバに換装しました。

するとサーバの管理画面上で4台ともに認識され、RAID構成も正常になっていることを確認しました。
そしてお客様に確認いただいた結果、ようやくLinuxサーバから「XenServer」が無事起動し、無事納期中に復旧を成功させることができました。

技術スタッフの所感

Dell社製Linuxサーバのご依頼でした。
内蔵HDDを診断した当初は、比較的軽度な障害で問題なくデータ復旧できるだろうと考えていました。
しかし実際は、データを取り出すだけでは意味がないことが判明し、Linuxサーバ本体の起動ができる状態にしなくてはいけませんでした。

今回は比較的軽度な障害だったこと、エンド様が予備HDDをお持ちであったことが幸いし、クローンによる起動ができましたが、状況によっては完全にデータ復旧が不可能になる可能性もあります。

また、今回の機器はバックアップも同一サーバ内に保存されておりました。
しかし、同一サーバへのバックアップは、あまり意味がありません。
なぜなら、今回のケースのようにサーバやHDDが故障してしまった場合、バックアップデータ自体の取り出しが出来なくなるからです
そのため、サーバに外付けHDDを取り付けたり、他のNAS機器、オンラインストレージなどを連携させてバックアップ設定を行うことを強くオススメいたします。

バックアップの基本ルール 「3-2-1ルール」

データのバックアップについて考える時に基本となるのが「3-2-1ルール」です。
「3-2-1ルール」とは、大切なデータを消失のリスクから守るために知っておきたい鉄則です。

①データはコピーして3つ持つ

オリジナルの元データとは別に、バックアップを2つとります。
バックアップがひとつだと、元データとともにバックアップが消失してしまうリスクがあるため、3重にしておくのが安心です。
また、万が一のファイル破損の対策にもなります。

②2種類以上の機器にデータを保存する

常用する機器とは別に、バックアップとして、異なる種類の機器を使いましょう。
例えば、同時期に購入した同じメーカー・型番の外付けHDDをバックアップに利用していた場合、経年劣化等により、同時にクラッシュしてしまう・・・という悲劇も起こり得ます。
NASと外付けHDD、などのように異なる2種類以上の機器で保存し、安全に管理しましょう。

③バックアップの1つは遠隔地で保存する

さらには保存機器を置く場所も、1つは遠隔地にしておくことが望ましいです。
一か所にバックアップをまとめていると、地震や火事などの災害発生時に備えることができません。
事務所と自宅、会社の別支店といったように、場所を離しておきましょう。
また、1つはクラウド(オンラインストレージ)上にデータを置くのもおすすめです。
オンラインとオフライン、両方でバックアップをとっておけば有事の際も安心できます。
これらのルールに沿ったバックアップ方法を構築しましょう。

特急データ復旧Win-Get!の強み

データ復旧サービスをご依頼される方は、昨日までは正常に使えていた予期せず突然故障してしまったというケースでお問い合わせいただく事が多いです。
そのため、「急ぎで復旧したいけど、初めてのことでどこに頼めばいいか不安・・」など、色々と考えを巡らせて迷われてしまうことも多々あると思います。

数あるデータ復旧専門の会社の中でも、弊社「特急データ復旧Win-Get!」は、全国どこでも出張対応可能なことが強みです。
復旧対応が可能な直営オフィスが全国各地にありますので、今回のように急ぎでデータが必要な場合だけでなく、機器を持ち出すことができない状況のお客様などにもおススメです。

また、データ復旧にご依頼いただいたお客様には、
QNAP社製高耐久NASを採用した【GUARDIAN+Rバックアップシステム】
オンラインストレージ「クラウドストレージ TENMA」など、
先述の3-2-1ルールに合わせた強固なバックアップ体制を、データ復旧とセットでご提供するプランもご案内しております。
復旧はできたものの、今後機材やバックアップをどうすればいいかわからない、というお客様にも非常におススめです。

もしデータ復旧でお困りの際は、「特急データ復旧Win-Get!」までご相談ください!

 

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