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耐久性の高いハードディスクは?メーカー毎の傾向を専門業者が徹底分析

投稿日:2019年8月6日 更新日:

 

ハードディスクについて

SSDが台頭してきている今日ではありますが、やはり容量や安定性といった面から、特にデータの保存においてハードディスク(HDD)を利用される方が多いと思います。

ハードディスクが使用されている機器として、主に以下が挙げられます。

・サーバー機(DELL,HP,HITACHI等)

・外付けハードディスク(Buffalo,I・O DATA,TOSHIBA,Logitec,ELECOM等)

・PC(DELL,HP,Lenovo,TOSHIBA,iMac等)

・NAS(TeraStation,LinkStation,LAN DISK,QNAP,Synology等)

しかし、一部メーカーを除いて内蔵ハードディスクは製造しておらず、他社製のハードディスクが組み込まれています。

ハードディスクを製造しているメーカー
・WesternDigital(通称WD)
・Seagate
・TOSHIBA
その他(SAMSUNG,HITACHI,FUJITSU等)

では、どのメーカーのハードディスクを選ぶべきでしょうか。

今回は、耐久性の観点からおすすめのHDDを紹介いたします。

 

各ハードディスクの起きやすい障害状況

※当社独自調査(過去のデータ復旧依頼から算出)

・軽度障害:システムの破損や筐体の故障による障害。基本的にハードディスクの故障ではない。
・中度障害:軽度の物理障害、分解作業は必要無し、専門機材の解析でデータ復旧可能。
・重度障害:データ復旧に分解作業を伴う重度の物理障害。

WesternDigital製とTOSHIBA製のハードディスクは、Seagate製のハードディスクと比べると物理障害が生じにくいことが分かります。

また、現在主流のハードディスクは上の3メーカー(WesternDigital,Seagate,TOSHIBA)です。SAMSUNG製やHITACHI製は新しいものも存在しますがあまり流通していません。

用途に適したRAIDの設定

データを運用する上でRAID機器を導入するのは有効な手段です。RAIDを用いることで、データの安全性やドライブの容量を向上させることができます。ですが、RAIDそれぞれに長所と短所があるため、お客様が希望する使用用途ごとに最適のRAIDを選ぶ必要があります。ここでは、一般的に使われているRAIDレベルを紹介いたします。

RAIDレベル 信頼性 利用可能容量 スピード HDD構成台数
RAID0 × 2台以上
RAID1 × × 2台
RAID5 3台以上
RAID6 4台以上
RAID10 4台以上
RAID:Redundant Array of Inexpensive Disks(リダンダント・アレイ・オブ・インエクスペンシブ・ディスクズ)の頭文字を略した用語で「レイド」と読みます。複数のHDDを組み合わせて、1つのドライブとして扱う技術です。

データを守るうえでの注意点

停電対策として

停電は、何時でも発生する可能性があります。停電対策として、UPS(無停電電源装置)を導入し、停電が起きても電力が供給できるよう運用体制を整えることも1つの方法です。併せて、UPSからの電力に切り替わった場合、NASが自動的に電源オフになるように設定を行うことで、より安全にNASの運用ができます。

停電後に発生したトラブルを確認

停電後、機器に以下のような症状があれば、トラブルが発生している可能性が非常に高いです。

・アクセスができなくなる
・共有の特定フォルダ、ファイルしか開かない

・アクセスランプが異常を示している
・エラー音を発している
・時折り異音がするようになった

原因としては以下のようなことが考えられます。

1. ショートなどでの基板障害
2. 制御システムの異常
3. データ読み書き部(磁気ヘッド)の損傷、固着など

ここで注意!
何度も電源を入れ直したり不安定な状態で通電を続けると、損傷している部品へのダメージが蓄積し、データ復旧が困難になる場合があります。
トラブルが発生した場合はなるべく早い段階で専門業者にお任せください。

停電後にトラブルが起きていることに気がついたら何をすべきか

NASやサーバーは機器の構造上、パソコンや外付けハードディスクとは復旧方法が異なり、難易度も上がります。
停電から電力が復旧したら、正常に動作するかどうかの確認を行い、アクセスできない場合は異音がしているかどうかの確認程度に留めてください。
普段と様子が違うと感じたら、すぐに使用を控えてデータ復旧の専門業者にご相談ください。

故障してしまい、データのバックアップが取れていなかったら…

早期であればデータが救える可能性があります。
数々の実績をもつ技術スタッフが、皆様のお力になります。
全国に拠点がありますので、出張やご来店、郵送等でもすぐに診断可能です。
⇒【特急データ復旧ウィンゲット お問い合わせはこちら】

緊急の場合は「出張データ復旧」がおすすめ

「出張データ復旧」はお客様先に直接訪問し、データ復旧を行う方法です。
この復旧の方法には以下のようなメリットがあります。

・機密性が高い、セキュリティ上のリスクがあり持ち出せないなどのハードルがある場合、機器を外部に持ち出す必要がない
・その場でデータ復旧・納品までできるため、すぐにデータを使用することができる
・お客様先の環境に応じた形での提案が可能

「緊急でデータ復旧が必要」であったり、他にも「機器を外部に持ち出せない」という方におススメ依頼方法です。
データ復旧が必要な場合はお気軽にお問い合わせください。

 

結論

このようにどのメーカーのハードディスクでもいつかは故障します。
万が一故障してしまった場合は、まず修理はできません。しかし大切なデータが入っていてどうしても取り出したい場合があると思います。

そのような時は是非「特急データ復旧 ウィンゲット」までご相談ください。

 

 

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