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NAS(ネットワークHDD) から重要書類を消してしまった!データの復旧は出来るのか!?

投稿日:2024年11月29日 更新日:

LinkStationからの復旧

重要データを消去してしまった!

<愛知県名古屋市・製造業のお客様事例>

社内で共有して使用していたNAS(LinkStation)のデータが一部消えていることに気が付きました。

どこか別のフォルダーに移動させてしまったのかと思い、ファイル名で検索してみましたが該当データは見当たりませんでした。

NAS本体が故障しても大丈夫なようにデータのバックアップを常に取っていたため、バックアップ用のLinkStationにアクセスしてデータを戻そうとしましたが、こちらの機器からも同じく一部のデータが消えてしまっていました。

比較的、使用頻度の高いエクセルやCADの図面データなどがあり、少しでも早く復旧がしたいです!

データが消えてしまった原因は?

「一部分」のデータが無くなってしまう原因は、誤ってデータを削除してしまったハードディスク自体の不具合(読み取り不良)が考えられます。

機器をお預かりし初期診断を行いましたが、ハードディスクに目立った異常は確認されませんでした

また、バックアップ設定を確認したところ“同期”設定になっていました。
※「同期」と「バックアップ」の違いについては後述

今回発生した「一部分」のデータ消失はどこかのタイミングで人為的に誤ってデータを削除してしまい、それがバックアップアップ先の機器にも反映されてしまったことで両方の機器からデータが消失してしまったと判断しました。

消去されたデータの復元に成功!

お預かりしたNAS(LinkStation)本体からHDDを取り出し、直接削除データの解析を行いました。
約6時間程で解析作業が完了し、検出データの精査を実施致しました。

結果、必要とされているデータが元々のフォルダー構造を保ったまま復旧出来ることが分かりました。
しかし、データ削除後も恐らく短期間NAS(LinkStation)内のデータを使用していたこともあり、上書きにより一部のデータに破損が見られました。

お客様に確認を頂いた所、9割以上の復旧に成功することができていることが判明し
破損していたデータも業務へ大きな支障のでるものでは無かったため、今回の被害が最小限に抑えられたと、客様には大変に御喜びいただきました。

消去されたデータをなるべくきれいに復旧するには?

今回ご紹介したような、「気づいたらデータが消えてしまっていた」または、「誤ってデータを削除してしまった」
というような状態になった場合、何よりも気を付けなければならないのが「データの上書き」です。

削除の方法により一切、データの復旧が望めない場合もありますが、基本的にデータは削除されても
HDD上に痕跡を残します。
その痕跡にデータが上書きされてしまうと、完全なデータの消失やデータの破損に繋がるため
データの削除後は、極力新しくデータをHDDへ書き込まない形を取り
データの痕跡をいかに残す事ができるかが、後の復旧作業や復旧結果に大きく影響する重要なポイントとなります。

データを削除してしまった、もしくはデータが消えている状態を確認した場合は、機器の電源を落とすなど
無理な操作で、データの上書きを発生させないようにしましょう。

消えてしまったデータの復旧に関してお困りの方は是非弊社までご相談ください。

特急データ復旧Win-Get! 株式会社リプラス
フリーダイヤル:0120-703-845

「同期」と「バックアップ」の違い

今回のご依頼では、機器の故障に備えてバックアップを取っていたにも関わらずデータ復旧の対応が必要となりました。
バックアップ設定次第でデータを消してしまう結果になることもあります。

機器の故障時には同じ状態での復帰が出来るので備えておくのは得策ですが、今回のケースでは“同期”設定であったためにバックアップの有用性が発揮されませんでした。

■同期

「同期」とは、複数の異なる端末同士で、指定したファイルやフォルダを同じ状態に保つ機能のことです。

機器Aにデータが保存されると、自動で機器Bにも同じデータが保存されます。
完全に同じデータを持った機器が2つ存在することになるので、機器の故障に備えたデータ保全対策として有効です。

ただし、「同じ状態に保つ」という性質上、片方のデータを削除するともう片方のデータも削除してしまうため、誤ってデータを消してしまった、不要だと思って消したが重要なデータであることに後で気付いた等の人為的ミスの対策にはなりません

■バックアップ

「バックアップ」とは、メインとなる機器のデータを別の機器にも置いておくことです。

「同期」同様に機器の故障のデータ保全対策になる上、削除したデータをバックアップ先に一定期間残す設定を行っておけば、万が一機器Aのデータを誤って消してしまっても機器Bに残っている状態にすることが出来ます。

また、「世代管理」という機能を用いることで、最新データだけではなく、指定した数回分の過去データも残しておくことが出来ます
例えば1日1度バックアップをとる場合、1世代といえば1日前のデータに、3世代といえば3日前のデータに遡れるように管理することが出来ます。

データを消してしまったら早めにご相談を!

誤ってデータを消してしまった場合や、上記でご紹介させて頂きましたよう、「同期」設定によるデータの消失など
消えてしまったデータはその後の操作や時間の経過などにより、復旧が困難になってまいります。
繰り返しとはなりますが、データの上書きを発生させない為にもデータの消失が起きてしまったら
機器の電源を落とすなどして、なるべくデータの書き込みを押さえる事が重要です。

また、データの復旧を自力で行おうとすると、場合によっては完全にデータを消失してしまいます。
無理な操作を行わず、まずはデータ復旧を行う専門業者に相談しましょう。

「特急データ復旧 Winget!」では、数千件以上の復旧実績で、培ってきたノウハウを生かし
最後まで諦めずご対応を行っております。

無料診断・無料見積もりが可能でございます。
NASやPCなどストレージ機器の故障やデータ消失でお困りの際は弊社にお問い合わせください。

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