LS-Q2.0TL/R5が起動しなくなった。
Buffalo製のLinkStation【LS-Q2.0TL/R5】を業務データの保存に使っていた。
朝出社するとエラーランプが点灯し、起動しなくなっていた。
Buffaloへの問い合わせや、電源のオンオフを行ってみたが、状況は改善しなかった。
【LS-Q2.0TL/R5】には各営業所からアクセスし、データの保存を行っていた。
【LS-Q2.0TL/R5】のデータを使えないことで一部の業務が遅れる等の影響が出ている。
可能な限り早急にデータを復旧してほしい。
RAID5で運用していても
【LS-Q2.0TL/R5】はHDD4台を用いてRAID5で運用されていました。
診断機器を用いてHDD4台の動作を確認したところ、2台で物理的異常が確認できました。
お客様に状況をご確認したところ、以前よりHDD1台でエラーランプが出ていたとのことでした。
RAID5はHDD1台で異常が起きても運用は可能ですが、あくまで応急対応と考え、急ぎ、データの退避を行うべきです。
既に異常が起きている状況の中、更に別のHDDでも異常が起きたため、今回の事態となりました。
RAID情報の解析に成功
HDD2台で異常が起きていましたが、幸いにも軽度の物理障害でした。
診断機器で動きを制御し、正常な残り2台のHDDと合わせてRAID情報の解析を行いました。
その結果、無事にRAID情報を解析することができ、お客様が必要とされていた業務データを確認することができました。
スタッフ所感
本件ではお客様は急ぎの診断をご希望でした。ですが、お客様の社内規定により、機器の持ち出し申請には時間がかかるとのことでした。
そこで、弊社より無料出張診断をご提案し、現地での診断を行うこととなりました。
現地で行うことにより、お客様もその場でデータをご確認頂くことができ、その場での発注、急ぎのデータを先に復旧して納品ということができました。
お客様も、影響が最小限にとどまり、安堵されていました。
特急データ復旧ウィンゲット ではご来店頂く以外にも、技術スタッフが直接お伺いする無料出張診断も行っております。
急いで機器の診断、データ復旧をお願いしたいが、機器が持ち出せない、移動する人手が無いありましたら、ご相談下さい。
事例概要
・機器概要:Buffalo LinkStation LS-Q2.0TL/R5
・構成RAID5 (500GB 4台構成)
・症状:起動しない。電源のオンオフしても改善しない
・故障原因:HDD2台にて軽度の物理障害
・使用用途:事業データの保存に使用
・対応方法:機器が持ち出せないため、出張データ復旧にて対応
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